猫の話6 震災以後のこと

 

 東日本大震災からもう半年が経ちました。あの地震は猫にも相当のショックだったようで、長時間の揺れと、落下物の音。かなり重たいガラスも思いの他沢山落ちて割れていました。私が朝方に家に戻った時、雌猫のビーは揺れで開いた洋服ダンスの中に入ってうずくまっていました。そして、それ以来私の布団に潜り込んで脇の下に入り、私の体にくっついて寝るようになってしまいました。朝起きると黒いネルのパジャマに白い毛が生えたみたいです。それから、朝起きてまずするのがコロコロ転がすクリーナーでの猫毛の掃除になりました。暑い季節になるまでそれは続きました。入らなくなった猫袋は処分。夏の間は、私の枕横か、ベッドの上で寝むっておりました。急に涼しくなったりすると、その日にはまた布団に潜り込んでくるのです。

また、季節の変化とともに2匹の猫の関係も微妙に変化して行きます。

春になると、雄猫のチーちゃんは自分のほうが大きくて強いという事がやっとわかり、ビーをいじめたおすようになりました。去勢したオカマなので盛りがつくのかどうかわからないけれど、雌をかまいたいという感じでもあり、チーちゃんは立場が強くなっていきます。それでも一緒に遊んでいる風な事もありそんなに仲は悪くないという感じでした。ビーは雄としてのチーちゃんは好きではないようで、そのうちに激しく反撃に出るようになり、取っ組み合いの喧嘩になったりもしていました。そして季節は夏になり、気がつくとまた再びチーちゃんがビーを避けて怖がるようになって来てしまいました。家の中でも、ビーがいるところはチーちゃんは通れません。猫の関係もとても微妙です。そして家に殆どいないし、夜は外です。しかし、気温が10度変化すると猫の行動はずいぶんと変わってくるものだと思います。気温が急に下がった夜、チーちゃんはちゃんと家に戻って来て母の布団に乗って寝るのです。これからどんどんと涼しくなり、また、猫とくっついて寝る日々なのでしょうか・・・・

 

一見野性的なチーちゃん
一見野性的なチーちゃん
花となかなか手強いビーちゃん
花となかなか手強いビーちゃん